働く女性の皆さんこんにちは。今回は、先日紹介させて頂いた『相手に伝わる文章を「書く」ための極意とは?〜前編〜』に続き、後編を紹介させて頂きます。ポイントは「どのような書き方をすれば相手に伝わるか」です。
1 ①結論から書く
これはもう、至るところで言われているポイントですが、「結論から書く」ことは大変重要ですよね。
ベストセラーになった藤沢晃司さんが書かれた『「分かりやすい説明」の技術』という本がありますが、そこにはこう書かれています。
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映画館に先に入っていたあなたが、遅れて来た友人を席まで案内すると考えてください。すでに暗闇に慣れているあなたは、通路も良く見えます。そこで、映画館に入ったばかりの友人を足早に誘導しようとします。ところが暗闇に目が慣れていない友人は、歩くのもおぼつかなく、つまずいて転ばないかと恐怖さえ感じているのです。(P39より引用)
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文章を書いた本人は、当然どのような内容が書かれているか既に知っていますが、読み手は、全く知らない手探りな状態から読み始めます。
ですから、映画館のフットライトのように、「ここにはまずこういうことが書かれているよ」と先に伝えてあげることで、より、ストレスフリーに文章を読み進めてもらうことができるのですね。
2 ②ナンバリングする
これも基本中の基本と言われていますが、説明する事柄が3つある場合は「理由は3つあります」という風に最初に書いて、読み手に配慮する気持ちが大切ですね。
「一体何個あるんだろう」と思って読み進めるよりも、「今は3つのうち2つ目だな」と思って読んでもらえるほうが、内容も頭に入りやすくなります。
せっかく自分が頑張って書いた文章が、相手にしっかり伝わるためにも、読み手の立場にたった心遣いが大切ですね。
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