3.周囲のプレッシャーに押し潰されそうになったこともあった。
ただ店長になって1年はとても悩みましたね。周囲の男性店長と同じようにやってみてもしっくりこない。売上をあげるためには、もっと戦略的にならないといけない!と思い、もともと感性派なのに、無理に論理的に考えようとして訳がわからなくなったりもしました。
常にピリピリしていたので、その空気がみなにも伝わり、お店の雰囲気が良くないこともありました。「女性スタッフの道を切り開いて欲しい」という周囲の期待もプレッシャーでしたね。
4.女性が管理職という仕事を楽しむために必要なこととは?
でも悩みに悩んだ結果ある日吹っ切れたんです。
自分が変われば、お店の雰囲気も柔らかくなってうまく回るようになり、今は仕事がとても楽しいです。
今まで辞めたいと思ったこと?何度もありましたよ(笑)でもその度に「もう少し頑張ってみよう」と奮い立たせて、今はやめなくて本当によかったと思っています。美容師はお客様とずっと繋がっていける仕事。当時小学校5年生だった子が成人したり、アシスタント時代からお世話になっているお客様が今でも来店下さったり・・・感無量ですよね。
私はスーパーウーマンではないですし、技術が飛び抜けていた訳でもありません。日々悩みながらも、一歩ずつ進んできた結果、今があります。これからも楽しく自分らしく、頑張って行きたいですね。
ハンサムWoo!manプロフィール
株式会社Snip
CSマネージャー 藤原 有里子(ふじわら ゆりこ)さん。
美容専門学校卒業後、たまたま髪を切りに行ったお店でご縁があり、株式会社snipに入社。その後26歳で、女性初の店長に抜擢され、2015年より現職に至る。趣味はスノーボード、旅行。誰とでも仲良く出来る性格でスタッフからも慕われ、ロールモデルとして社内で女性の道を切り開いていっている。
藤原さんが働く株式会社snipのサイトはこちら
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