働く女性の皆さんこんにちは。ナチュラルリンクでは「人事Gate(人事ゲート)」で女性活躍推進に関するコラムを執筆しております。
今回はその中から、「男女の接し方」の記事をご紹介します。
上司の皆さんが、日頃どのように接しておられるか、そしてご自身は、自分の部下や後輩にどう接しているか、少し考えてみてください。
1 男性と女性で接し方を変える必要はあるのか
「男性は目標思考で、女性はプロセス思考だ」
などと、世間では言われています。
確かに、脳科学の世界でも「男女脳の違い」についてはよく言われていますし、
生物的にも男女は違います。
ですが、私が5年半「女性活躍推進コンサルティング」事業に携わってきた結果、
現在は、「男女で接し方を変える必要はない」という結論に至っています。
「女性は褒められたい生き物だ」といいますが、
男女問わず人は認められたい生き物です。「女性は共感が大事だ」といいますが、
男性の方も、相手に共感してもらえると嬉しいのではないでしょうか。
2 男女の差を気にしすぎると・・・
それよりも怖いのは、
「男性はこうだ、女性はこうだ」と考えすぎるあまり、
必要以上に女性部下の反応に過敏になり、育成がうまくいかないことです。
女性でも、性格がさっぱりしていて個人プレーが好きだという人もいれば、
カフェで女子会をするのが好きだという人もいます。
多少きつく言われた方がやる気になる人もいれば、
あまりきつく言われ過ぎると、自信をなくす人もいます。
また若手の男性も役職を敬遠しがちだという
傾向を考えると、「男女で接し方を変える」のではなく、
マネジメントそのものを変えるタイミングに来ていることが分かります。
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