ワーク・ライフ・バランスは追わない、仕事依存症で、何が悪い?


3 はじめからワーク・ライフ・バランスを追うとどうなる?

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むしろ、はじめからワーク・ライフ・バランスを追うと、ワーク・ライフ・バランスを結果的に実現できない落とし穴が待っています。

プライベートも大切にしながら働き続けるには、たとえ働く時間が短くなっても、働き方を大きく変えても、
それでも会社や周囲から必要とされる人であることが重要です。

周囲から「あなたは一緒に働く価値がある」と思ってもらえなければ、「ワーク・ライフ・バランス」をうたうことが「ただの権利の主張だ」と言われて終わってしまいます。

まずは、

・自分に実力をつける(結果を出す)
・やってみないか?と言われた仕事には全てチャレンジしてみる
・周囲から必要とされる仕事ができるようになる

といった部分を意識して動くことが大切で、それが出来ると自ずと、自分が求める働き方も実現しやすい環境が出来上がっていくのではないでしょうか。

もちろん、はじめから効率よく仕事が出来ることがベストですし、無理に残業をする必要は無いですが、ある程度数をこなすからこそ、自分に実力がつくことも一理あると思うのです。

 

4 土台をしっかり作りながらキャリアを築く

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30代になって改めて思います。それは、「20代の土台があってこそ30代が充実する」ということです。そしてきっとこれからも、
30代の土台があってこそ40代が充実するはず。

土台や基礎をしっかり積み重ねたキャリアは強く、少しのことでは揺るがない。もし、将来的に仕事を一時辞めることがあったとしても、
その期間を糧にしてステップアップし、また社会に復帰できるときが来ると思います。(実際にそういった働く女性の方も多いように感じます)

なんにせよ「あの時もっとやっておけばよかった…!」と思うことだけは一度きりの人生もったい無いので、その時々で自分が納得するまで、
仕事と向き合って進んでいけるといいですね。

私も、頑張ります!


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髙野美菜子(こうのみなこ)
株式会社ナチュラルリンク 代表取締役 / Woo!編集長
【プロフィール】
「働く女性をHAPPYに 女性のチカラで企業を元気に」の思いのもと、仕事に育児に日々必死(爆)2人目出産をきに、今までの研修・講演事業から脱却し、Woo!に事業モデルをシフト。いつでもどこでも、時間と場所の制約なく働ける働き方を自らの会社を通して実験中です!
【働く女性の皆さんへ】
生き方や働き方は人それぞれ。「こうあるべき」は無いと思います。全ての人たちが、自由に自分らしく生きていける世の中を目指して、私も頑張っていきたいと思います。

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