芽を伸ばす要素3.柔軟性
観察力を発揮し、目標通りに育っているのかに意識を向け、何か違うと察知したなら次に発揮されるのは “柔軟性” です。
何か違うなと思いながら見過ごしてしまったり、修正しないことがあるならば、その理由は目標が明確でないか、育成することを止めている制限があるだけです。
「違うならやり方を変える!」望む結果が出るまで「やり方を変えて行動する」ことです。
さらに正確に伝えると、目標が明確であればやり方を変える行動に出てしまいます。やり方を変えない人は自分が一度考えたものに固執するということが目標になっています。
やり方は手段でしかないにも関わらず、手段が目標にすり替わってしまっていることに気づかないということが起こっています。
芽を伸ばす育成が目標であることに、意識を持ち続けること、常にそこに戻ることが出来ている人が望む結果を出し続ける人です。
芽を伸ばす要素プラス1.信頼
人を育成するにあたり、上記の3要素が大切であることは当然のことながら、最も重要なのは “信頼” です。
何を信頼するのか。それは「育つ力があるということを信頼する」ことです。
これが信頼できる人は “自分を信頼” している人です。
人が自ら育つ力を持っていることを信じる自分がいるならば、人はその想いに応えようと動き出します。
芽が伸びる力があるという目標を立てることも、観察することも、柔軟性を発揮することも、この信頼がないのであればいくら頭で理解していてもどこかで行動が伴わなくなります。
自分を信頼すること。それが人を信頼することに自ずと繋がります。そして自分の芽も伸ばすことになるのです。
この春、どんどん芽を伸ばしてください。
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