Chapter3.これからの私
3-1:佐多さんが描く未来
ー今後の展望は?
将来子どもたちがやりたいことを見つけて自立して、夫婦で自由に時間を使えるようになったら、夫と鹿児島に戻ってのんびり暮らしたいですね。 直近でいうと「外で働くことができない」と悩む多くのお母さんの助けになれることをしていきたい。そのために私ができることは「在宅ワークに関するリアルな情報提供」なので、これからも、ブログやセミナーを通じて、情報発信していきたいと思っています。在宅ワークが自分にあうかどうかはやってみないと分からないですが、一歩踏み出すには勇気が要りますよね。女性達がその一歩を踏み出せるよう、背中を押すお手伝いができたら、こんなに嬉しいことはないなと思います。
ーでは、今後も「在宅ワーク×WEB」をテーマにやっていくと?
はい。WEBが持つ可能性って本当にすごいと思うんです。自宅で、いわば引きこもってできるのに、WEBの向こう側にどんどん世界を広げていくことができる。そのことで自分の存在価値を自覚できる。こんなに素晴らしいツールはありません。 ただ、ママさんたちは普段そのような世界にふれる機会がない。WEBの勉強会やセミナーはたいてい夜開催なので、ママたちは参加できないんですね。 だから私たちは、有名なWEBクリエイターを講師に招いて平日の昼間に勉強会を開催しています。私も有名講師の方の話を聞きたいし、ママたちも聞きたい、それなら私は告知して人を集めるだけで主催者として聞けるやん!と、冒頭にお話した一石何鳥戦略で企画しています(笑)
ーでは最後に、働く女性にメッセージを!
子どもや家族の事情で「外に働きに出ることができない」と悩んでいる女性がいるなら、「在宅ワークという働き方や、WEBという仕事があるんだよ」とお伝えしたいですね。「やってください!」と強制するわけでは決して無く、まずは「こんな働き方もある」ということを知ってほしい。そしてやってみたいと思ったのなら、深掘りしていけばいいし、そうやって経験値を積んで自分に自信がつけば、これから先、社会復帰に関して不安になることは無くなると思います。WEBは世界中と繋がれるから、まだまだ可能性は無限大!私も、がんばります!
【インタビュワー所感】
佐多さんには、パワフルな働く女性がどんどん引き寄せられ、面白い企画が次々と立ち上げられているのですが、その理由が分かりました。どんな時も明るく、笑顔で、そしてストイック。かっこよすぎる佐多さんの生き方、今後も注目して追いかけていきたいと思います!佐多さん、有難うございました!
【佐多愛美(さたあいみ)さんプロフィール】
お名前:佐多愛美(年齢) フリーランスWebデザイナー(WEBER代表)
2003年姉妹でWeb制作会社を運営。Webディレクター兼ロゴデザイナーとして数多くの案件に関わり、結婚を機に退職。 2004年、待機児童問題からフリーランスとして独立し、ディレクション・デザインからコーディング、CMSの構築まですべて一人で請け負う。 妊娠中・産後もフリーランスとして数々のお仕事に関わってきた経験から、フリーランスのコラム執筆や講師としても活動中。現在エリアマイスターの運営スタッフとしてJUSOコワーキングで定期的にフリーランス勉強会を主催。 プライベートでは夫と3人の子供と5人暮らし。
在宅ワークが分かる・学べる・働ける「在宅ワークナビ」運営中 https://zaitakuwork.net/
(プロフィールはインタビュー当時のもの)
記事作成日:2018年6月20日
インタビュー/記事執筆者:高野美菜子
佐多さんは、フリーランスWebデザイナーとして活躍されています。佐多さんにお仕事を頼みたい方は下記からお問合わせ下さい。
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