働く女性の皆さんこんにちは。以前、お世話になっている先輩経営者の方からご紹介頂いた内容に思わず「なるほどなー」とうなってしまいました。皆さんもご存知かも知れませんが、小学生の男の子が学校からの帰り道、蝶がサナギから脱皮するところに遭遇した場面のお話です。
1.草むらに蝶のサナギがいた
ある夏の土曜日の昼下がり、朝に降っていた雨も上がり晴れていた。小学校からの帰り道、彼は草むらに蝶のサナギがいるのを見つけた。
ちょうどサナギは蝶になろうとしている途中で、殻を破って外に出ようとしていた。興味を持った彼は、しばらくの間そのサナギを眺めていた。
しかし10分経っても、20分経ってもなかなかサナギが出てこない。殻が固いせいか、一生懸命もがいているのに、1時間経っても出てこなかった。
2.可哀想におもった彼がとった行動とは
彼はだんだんサナギがかわいそうに思えてきた。そしてランドセルからハサミを取り出し、外へ出れるようにサナギの殻を切った。
「これで苦しまなくて外に出られるね」彼はサナギに優しく声をかけた。
その言葉通りに、いともたやすく中から出てくることができた。
・・・でも何か変だった。
蝶であるはずなのに、羽根はぐちゃぐちゃに縮んでいて、胴体は膨れ上がって大きく、「本当に蝶なのか?」と疑うほどだった。羽根は小さく、胴体が大きいので、飛ぶことさえできない。そのサナギはそのまま地面に落ちて、這ってその場を立ち去った。
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